婚活をしている男女にとって、「キープする」「キープされている」ことは普通のこと。
婚活での ”キープ” とは ”結婚を前提とした本格的なお付き合いをしていくかもしれない候補者” のことなのです。
では、このキープ期間、いつまでだったら許されるのでしょうか?
お互いがマイナスな気持ちを引きずらない、最適な期間は?
また、最適な期間が終了したら ”お断り” もしなくてはなりません。
双方によい断り方とは?
メールの例文も載せていますので、断り方を知りたい方は必見です。
長年マナー講師をしてきた私が、コミュニケーションマナーや誠実な心遣いのマナーも踏まえてお伝えします。
あいまいな部分をクリアにしたい、双方にとってよい方向に進みたいとお思いの方はご覧くださいね。
婚活のキープはいつまで許される?最適な期間は?

キープという言葉が誤解を与えますが、まだ本格的なお付き合いは始まりはしていない状態です。
将来の約束もしていないし、深い関係でもありません。
ですので、候補者(キープ)が何人かいてもイイのですね。
婚活のキープの期間は?
婚活においてキープは許されるからといって、たとえば何十人もキープの相手を確保し、またその何十人を何カ月も何年も待たせるなんて常識はずれですよね。
最適な期間があります。
デート1回目、デート2回目で、一生の相手を決める・・・というのは難しいですよね。
デート3~5回目までの間が、お相手をキープする最適な期間といえます。
なぜキープ期間はデート3~5回目なのか。その根拠とは?
デート1回目、デート2回目の間での判断は難しい。
それは、

デート2回目までは、だれでも猫をかぶれるからです!
デート1回目は、”短時間” で ”お互い緊張” しているでしょう。
2回目のデートでやっと、
- 「あれ?この方、イイひとかも」
- 「特別イヤな方ではなかった」
そう判断できるのですね。
人間 3回もふたりきりで会っていると、3回目は必ず ”本来の自分” が出はじめるもの。
そう、たとえお相手が1回目2回目 猫をかぶっていたとしても、3回目、本来の姿をみることができるのです。
その人の ”良いところ” (ステキなところ)は、おそらく1回目2回目から出ていました。
だからキープの男性だったのです。
ですが人間 誰でもいいところもそうではないところもあるもの。
3回目4回目のデートで、お相手のいろいろな面をみて、ぜひ正確な判断をしてくださいね。
※もちろん、1回目のデートで「申し訳ないけれど、この方は絶対にムリ」と感じることがあれば、その方はキープ以前の問題で、2回目(キープ)はありません。
最大5回デートをすれば、一生の相手がどうかわかる

婚活相手のキープの最適期間は3~5回までのデート。
一生の相手を見極めたいのだから、5回までは許されます。
ですが、5回目デートでも決めず、6回目7回目とずるずるデートを重ね、はっきりした気持ちを相手に伝えないのはよくありません。

自分も、相手も婚活している者にとって時間は貴重!
最大5回デートでしっかり判断するためには、毎回毎回のデートを真剣に、そして誠意も忘れず楽しむことです♪
キープしていた男性を断る 断り方は?
デート5回目くらいまでキープしていた男性、つまり結婚相手としての候補者としてデートしてきた男性を断るとき・・・。
双方にとってよい断り方をしていきたいですね。
双方にとってよい断り方とは

はっきりと、誠意と感謝をもって断ること
だれでも、嫌われたくないというのが心にあります。
もっと奥底には、”私にずっと好意をもっていて”という気持ちさえあるのです。
つい、相手を傷つけないように・・・という気持ちも手伝って、やさしくあいまいに伝えてしまう・・・これはNGです。
3回目のデート後、4回目はないと判断すれば、その思った時点でお断りをするのがいいでしょう。
結婚はないと判断したわけですが、1回目や2回目デートなど、お相手の貴重な時間をいただいたことは事実です。
もしかしたらお茶代などごちそうしてくれたかもしれませんよね。
そのことに、まず感謝です!
感謝をしっかりと伝えます。
次に、もう今後のお付き合いはないということをはっきりと伝えてください。
もちろん、誠意を添えて、はっきりと伝えることが大切です。
お相手にとって、あなたから断られることは望む結果ではないかもしれませんが、

感謝と誠意は 必ず相手に伝わるものなのです
ラインやメールで断ることはOKか?

キープ(仮交際)の関係から、お断りを相手に伝える手段ですが、ラインやメールは失礼なのでしょうか。
必ず相手と会って、目を見ながら断らなければならないのでしょうか。
答えはNo、メールやラインでお断りをしても失礼ではありません。

ですが、必ずメールで断るということを詫びる文章をそえてください
コレが何より大事です。
なぜなら、今婚活のフィールドにいるから”キープ”や”メールでお断り”も許されますが、婚活フィールドを出ると 「常識はずれ」。
許されることだけど、相手に不快感ばかりを与えて終わるのではなく、誠意と感謝の気持ちをもって、心からの言葉を送りましょう。
キープを断る、メールでの断り例文

では、実際にお断りを伝えるメールやラインの例文をみていきましょう。
○○さん、いつも楽しいひとときをありがとうございます。
○○さんのおかげで、知らないことを知れたり、充実した時間を過ごせることができ、心から感謝しています。
ですがいろいろとお話させていただいた中で、結婚観や価値観について、私とは違うのかな、と思い始めてきました。
今回はご縁がなかったということでどうかお許しください。
また、このように大切なことをメールでお送りする不礼をお許しください。
申し訳ありません。
貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。
上記の例文のようにお断りメールをすると、相手もわかり、あなたからの感謝も誠意も受け取ってくれるでしょう。
逆切れされないか、やトラブルにならないかと心配される方もいらっしゃいますが、まず、大丈夫です。
コレが婚約をした本交際や 深い関係になってしまった後であれば、いくら上の文で伝えても、すべてが不誠実にしかとらえられず、危険ですが、仮交際中です。
いらぬ心配をして即ブロックなどしてしまったら、本当に相手を傷つけてしまいます。
きちんと感謝と誠意をもってお断りすると、双方にとってあとくされなく、また次に気持ちよく進めるのですね。

婚活フィールドでこそ、「立つ鳥跡を濁さず」です♡
「立つ鳥跡を濁さず」精神で、楽しくポジティブに婚活を進めてくださいね♪
断る際にやってはいけないこと

断り方って本当にむずかしいもの。
自分の気持ちだけを考えてもうまくいきませんし、相手のことを思ったつもりが裏目に出るなど・・・。
断る際にやってはいけないことをみていきましょう。
相手を否定しないこと
なんといっても” 相手を否定しないこと” 。
とても大切です。
一覧表にしました。
・相手を否定しない
・ここがイヤだったと指摘すること
・自分が嫌われたくないという思いのためだけの過剰なやさしさ
・ばれるウソ
・即ブロックなど不誠実な行為
どれも、自分がもしされたら傷つきますよね。
何日か立ち直れないかも。
貴重な時間をくれた相手、一度でもご縁があった人に対してやってはいけない行為です。
数日立ち直れないほどの衝撃を与えて終わるか、もしくは終わったことはかなしいけど、また明日から前向きになれるようなあたたかい気持ちをお渡しするか・・・
お互いに前向きに婚活をがんばっていきたいですよね♪
まとめ
婚活でのキープの期間、キープしていた方への断り方など、くわしくおわかりいただけたかと思います。
デートを数回重ねたお相手です。
断ること自体は婚活において悪いことではありませんが、誠意・感謝・あたたかな気持ちを添えて、お断りをしたいものですよね。
あなたも、そして一度ご縁のあったお相手も、みんながハッピーに進めることが最高ですものね。
デート3~5回の間が最適な期間です