婚活デート2回目3回目になると、レストランでの食事デートをすることも多いですよね。
婚活デートだけに限らず どんな時でも、人と食事を共にすることは一生ついてまわること。
今、ここで食事のマナー(テーブルマナー)を確認することは今後においても絶対にプラス!
婚活デートの食事のマナー、まずはトータル編を確認していきましょう。
私はテーブルマナー講師として、800名以上にあらゆるテーブルマナーをお伝えしてきました。
デートで行くレストランやお店によって テーブルマナーは変わってきますが、今回はどのようなお店、どのようなジャンルでも共通する” 女性が気をつけたい食事のマナー” を”お伝えします。
一生使えるマナーですので、ぜひ最後までご覧になってください♡
婚活デートの食事マナーで女性が気をつけること【トータル編】

今回は〇〇の食べ方、などではなく、デートでレストランに行って「これを心がけるとレストランデートで好印象まちがいなし!」の具体的な方法です!
イタリアンでも、フランス料理でも、和食のお店でも、居酒屋さんでも・・・どこのお店に行っても使えるマナーです。
食事中の姿勢に気をつける
普段 姿勢を気をつけている人でも、食べる時になったら姿勢が崩れてしまう方がいます。
なぜなら食事中は、”こぼしてはいけない”という心理が働き、つい背中が曲がってしまうから。
また、普段どなたも ”自分の食べている姿” を見ることはありません。
美しい食べ方を練習する一番の方法は、”鏡の前で食べている姿を確認する” 方法なのですが・・・なかなか難しいですよね。
コツは、「背中をまっすぐに保ち、腰のところから折って食べ物に口を近づける」ようにします。
また、顔で食べ物を迎えにいこうとしてしまうと首が前に突き出てしまいます。

そうなると美しくないので、「肩の上に耳がある」状態にして、腰のところから折って食べ物に口を近づけるようにしてみて♪
食事中は常に「背中まっすぐ」が鉄則。
それだけで品のある佇まいになるのでぜひ心掛けてみてください。
お皿ばかりを見ない
食べることに必死になってしまうとお皿ばかりを見てしまいます。
ですが 人と食事をしている時、それはとても失礼に。
特に、これからいいお付き合いをしていきたい♪と思っているのに、お皿ばかりを見て相手の男性を見ないのは絶対に避けたいこと。
テーブルマナーに自信がなかったり、または ”コレはどうやって食べるものかしら?” など、気持ちが他にそれているとついついお皿ばかりを見てしまうので 注意が必要です。

やはり、婚活の食事デート中、大切なことは目の前にいる、一人の男性♡
お料理ではないですよね。
お皿ばかりを見ず、とにかく ”顔を上げるように意識” してみてください。
目の前の男性の存在を大切に、食事のデートを楽しむ・・・
当たり前のことですが、大切なことですね。
常に脇をしめておく
女性の美しい振る舞いの中で ”脇をしめておく” というのは大切で、それは食事の時でも意識していただきたいこと。
脇をしめておくとはどういうこと?
具体的にどうすればいいの?
と思われるかもしれません。
その場合、” 脇をあける” というダメな振る舞いを想像していただければよくわかります。
たとえば、
- ワイングラスの向こうにおかれた水のグラスを 脇をあけて取る
- 飲み物を飲み干す時、脇をあけて飲み干す
- ナイフとフォークでお肉を切る際、ひじをはった状態で力まかせに切る

すべて避けてほしい、女性らしさに欠けるテーブルでの振る舞いです
テーブルでの女性らしい振る舞いは、ひじを大きくはらないこと。
手はずっとテーブルの上においておく

食事中、”手はずっとテーブルの上” がマナーになります。
お料理が出ている時は当然 手はテーブル上にありますが、一皿を食べ終えて下げられ、次のお皿がくるまでの間、手がテーブルの下に隠れてしまう人が少なくありません。
なぜそうなってしまうかというと、
「”手はおひざの上” が正しいと昔から聞いていたから」と
「緊張してしまっているから」です。
ですが、国際的なマナーでは「手はテーブルの上」なのです。
それと、もうひとつ。

手がテーブルの下に隠れてしまっていると
”かたく見えるのでNG” なのと、
”心を開いていないように見えるからNG” というデメリットが!
これは特にデートでは避けたいことですよね。
では具体的に、女性が美しく、また心を開いているようにみえるポイントとは?
テーブルに、手首から先を、軽くのせる。
その際、女性らしくやわらかく かるく指先を組むと美しい!

レストランでは、手はずっとテーブルの上に♪
お店の方にも愛想よく
同席者には愛想よく振る舞うのに、お店の人には態度が大きく横柄になる・・・というのは 男性に多いパターン。
女性がデートの際にこのようなことは少ないのですが、ここでは横柄というより ”緊張から愛想がなくなってしまっている” =笑顔がない!というNG現象について、注意したいと思います。
たとえば、

お料理を持ってきてくれた店員さんにも ニコッと笑顔で ”ありがとうございます”
飲み物を入れてもらったら同じく、ニコッと笑顔で ”ありがとうございます”。
お皿を下げていただくときは ”ごちそうさまでした” ”おいしかったです” などお礼や感想を。
男性は、自分以外の人にもきちんと女性らしく対応をしているあなたの姿を見て、さらに好感を抱くでしょう。
お礼、感想、笑顔!
目の前の男性にも、そして店員さんにも。
女性らしいグッドリアクションを
男性同士で食事をしているなら別ですが、気になる女性である ”あなた” と食事をしているのです。
やはり、お料理を口に運び味わったなら「おいしい~♡」など、女性ならではのリアクションがうれしいもの。

「おいしい」「しあわせ」「最高」など、お料理の感想を通して、男性に 好意的なワードをたくさんプレゼントしましょう♡
それだけで、男性の気持ちはさらにハッピーに、上機嫌になっていきます。
お料理の感想を通して、プラスの言葉のシャワーをプレゼントしましょう。
視線を向けられたらナイフフォーク(お箸)は置く
食事中 視線を向けられる、つまり男性があなたに話をしてきたら たとえナイフとフォーク、またはお箸を持っていても、いったんそれらを置きましょう。
毎回でなくてもいいですが、さりげなく置きながら話を聞く方が よい印象に。
やはり、大切なのは 目の前の料理ではなく、目の前の男性を大切にすることなのですね。
では、カトラリーやお箸をもったまま 男性の話を聞くときはどうしたらいいのでしょう。
答えは、その持っている手を胸元あたりまで下にさげておく、です。
下に持って構えたまま、もちろん顔は男性を見て 話を聞けばいいですね。
視線を向けられたら、食べている手を休める。

会話を楽しむことが一番のマナー
過去にテーブルマナー講習を800回以上おこなってきて、「テーブルマナーで一番大切なことは何ですか?」と聞かれたら、「同席者と会話を楽しむこと」と私は答えます。

それほど、食事中は会話を楽しむことが大切!
目の前の男性と楽しく会話を弾ませ、お互いに有意義なひとときを過ごすこと、これこそが食事のデートで目指すべきゴールになります。
デートなので会話に困ることはないかもしれませんが、もし、会話に困ったとき用の ”食事中の会話ネタ” もポイントとしてお伝えします。
食べているお料理について、また今の季節ならではの食材についてなど、”お料理やメニュー表から話題をチョイスする” のも女性らしく感じられます。

”季節感のある会話”ができる女性は、教養を感じさせるのです♪
ぜひお料理を通して、季節感のある話題を話してみてください
まとめ
婚活デートの食事マナーで気を付けること、【トータル編】8つ挙げましたが、本当にどれも大切なマナー、心がけです。
イタリアン、フレンチ、和食などどんなジャンルのお店でもぜひ心掛けていただきたいこと。
むずかしい作法、覚えなければできない作法もありません。
トータル編8つはすべてかんたんにできることばかり♪
つい普段の無意識の行動がでてしまわないように、食事のデートは上記8つをぜひ心掛けていただいて、お互い楽しくハッピーなひとときをお過ごしになってくださいね。
「食事のマナーって幅広いけれど、何に気をつけたらいいの?」
「食事中にひじをつかないとか、音を立てないとか…そんなのわかってる!
「女性が特に気をつけるべきポイントを教えて!」…に答えます♡